[食品メーカー 営業 24歳]
現役キャリアアドバイザー7年、年間1,000人以上のキャリア支援
自身も転職活動中で転職サイト・エージェントを調査、発信しています
転職エージェントは、今や無数に存在しています。ただし、特徴は必ずあるので、石井さんにマッチしそうなエージェント会社を選んでいただきたいと思っています。
最後まで見ていただければ、私の言っている意味がわかると思いますので、是非読んでみてください!
※前回はこちら【短期の転職について考える③】 転職エージェントと二人三脚で乗り切る!
転職エージェント毎の違いについて
似ているように感じても、転職エージェント毎に違いがあります。Google先生に聞くと、エージェント会社も無数に出てきます。
さすがに、全てを調べるのはキツいと思うので、僕の知見をもとに、主要なエージェント会社の傾向を解説していきます。
個人的に「エージェントランキング」というのは好きではありません。扱っているのは求人と転職サポートであり、属人的なビジネスですね。
従って、会社毎に順序をつけるのはあまりしっくりはこず、結局は相対するエージェントの品質によって、転職活動の結果は大きく変わります。
なので、ここではあくまで「エージェント会社毎の特徴」を述べます。会社ごとに個性は当然ありますので、ご自身の相性などを想像しながら読んでみてくださいね!
用語解説
CA【求職者支援】→転職希望者に対するキャリアアドバイザー
RA【企業への営業】→採用したい企業に対するリクルーティングアドバイザー
転職エージェントの分類分け
転職エージェントは4つのセグメントで仕分けることができます。会社の規模や求人数に関わらず、必ず以下のいづれかに属しています。
- 横軸→CA/RAの連携【密な連携?分業体制?】
- 縦軸→求人の質【大手/中小のどちらが多い?】
どれが良い悪いではなく、相性の問題になってくるので、今話している転職エージェントがどこに属しているのか?を見極めながら、自分に合っているエージェントを選んでいってください。
転職エージェントの選び方を詳しく解説しています
CA/RAが分業体制の転職エージェント
1.【分業×大手求人】リクルートキャリア
最初に登場するのは、人材系企業の最大手のリクルートグループであるリクルートキャリアです。
正確には、リクルートキャリアの転職斡旋のサービスをリクルートエージェントといいます。ハイクラス向けサービスキャリアカーバーやリクナビNEXTなどの広告サービスも手がけています。
ここは、完全に分業体制をひいており、求職者に接するのはCAがメインとなります。一方で、その分業体制から営業マンが全国から求人を集めてきますので、求人数は圧倒的です。
また、求人の質も大手所を抑えており、リクルートに求人を出していない大手企業は非常に少ないです。従って、大手企業への転職成功数を見ると他を凌駕しています。
転職活動をサポートする転職エージェントサービスリクルートエージェント
非公開のハイクラス求人約16,000件
ハイクラス転職はキャリアカーバー
2.【分業×中小求人】パソナキャリア
パソナキャリアは、手厚いサポート・フォローに定評がある1社です。
CAも熟練のエキスパートの方が多く在籍しており、レジュメの添削などのフォロー体制もしっかりしている方だと思います。
親身に相談に乗ってくれる印象が強く、あまり強引な転職を推奨しないカルチャーを持っています。
同社は派遣もサービスも扱っており、正社員で苦戦していたら、派遣サービスの案内にも切り返せるというユニークな一面も持っています。
CA/RAが密な連携を取る転職エージェント
1.【密な連携×大手求人】doda
個人的には、dodaのCMが好きです!なんか頭に残るんですよね〜。すみません、脱線しましたw
「doda」は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。独立して活躍する人も多く、従業員の品質は高い印象を持っています。
また、CA/RAで分業体制を引いているのですが、垣根はあまりなく、面接前のアドバイスでRAが時間を取って電話してきてくれたりします。そういった意味で、こちらの【密な連携】の方に入れました。
2.【密な連携×中小求人】JAC Recruitment
最後はJAC Recruitmentです。もしかしたら、知名度はそこまで高くないかもしれません。しかし、特定の企業との関係性は目を見張るものがあります。
CA/RA両面体制を引いているので、企業のニーズをこと細かく理解しており、ピンポイントでの推薦を可能とする数少ないエージェント会社です。
社員もエキスパートが多く、業界知識やマーケット情報も良く知っています。企業からしても頼りになる存在です。
まとめ
- 転職エージェントは必ず四章限で仕分けることができる。
①CA/RAの連携→密?or分業体制?
②扱っている求人→大手メイン?or中小メイン? - 転職エージェントは、良い悪いではなく、「自分とマッチするのはどこか?」という観点で選ぶべき。
全4回にわたり、早期の転職活動においてどうすべきか?ということについて考察していきました。いかがでしたでしょうか?
難易度は若干上がりますが、ダラダラと我慢して働くよりも転職活動を始めてしまった方があなたの人生のためになることも多いです。
ただし、退職理由をどう伝えるか?など、一人では判断ができない方も多いと思いますので、転職エージェントと一緒に活動を進めることをお勧めします。
失敗できない転職活動。今の気持ちを相談し、プロ目線でアドバイスをもらいましょう!
最終回、少し長くなりました。
それでは、今回はこれくらいにします。
ではでは~。