[メーカー勤務 26歳]
- 現役キャリアアドバイザー7年、年間1,000人以上のキャリア支援
- 転職活動中で転職サイト・エージェントを調査、発信しています
わたしも転職活動を始めましたが、残念ながら第二新卒の年齢は過ぎてしまいました。
第二新卒はいらないなど言われていますが、実はその逆で需要としては高いです。初めての転職で戸惑うと思いますが、まずは情報収集から始めましょう。
今回は、山下さんからの相談内容を元に第二新卒の転職について見ていきましょう。
この記事でこんなことがわかります。
- 企業から見た第二新卒の印象
- 第二新卒だからできること
- 第二新卒がアピールすべきポイント
第二新卒とは?何歳まで?

まず、この記事をみていただいている方は第二新卒の方とはと思いますが念のため。
第二新卒はどのような定義かというと、実はハッキリとした定義はありません。
一般的には社会人3年目で年齢だと25〜27歳程度20代中盤のことを指します。
就職して3年経つと業務にも慣れて、会社の事情もわかってくる時期です。企業によっては部署移動なども行われる時期ですよね。
その中で転職を考えるのは、人生で初めての経験なので不安もつきまといます。
でも、情報収集をしてみれば、同じような境遇のひともいますし不安もなくなります。
第二新卒は企業側からどう見られている?
あなたが面接官で社会人3年目のひとが面接に来た時にどう思うでしょうか?
これは誰もがおちいりがちな“若手×転職活動”というものが生み出す固定概念があり、時として、それが弊害になることも。
それは、一体どんなものでしょうか?
それは、“短期離職”と“定着性”です。この2つがセットとなり、課題視されることがあります。
25歳でも、27歳でも、見る人次第では、同じ見られ方をします。
“継続して働くことができなかった人物”として第二新卒を低く評価しがかちな比較的年配の採用担当者というのは変わらずいます。
こう見ていくと、第二新卒であることは、時として不利に働くこともあると言えます。
しかし、対策をしっかりと立てれば問題ありません。
では、どのような対策を立てればいいのでしょうか?
第二新卒がアピールするポイント3つ

第二新卒は新卒と社会人の中間的存在です。
これも逆の立場に立って考えてみればわかりますが、
「社会人を経験しているので新卒よりも手間がかからない」
「将来に期待できる」
と言ったメリットがあります。
面接官は社会人の先輩で何人もの第二新卒を見てきていますので、現状よりも将来を重視した採用を行います。
そのため、仕事への熱意やポテンシャル、意欲の強さなどをアピールすることで良い印象を持たれるでしょう。
1.若さを見方につけよう
先ほどご紹介したように第二新卒は若さやポテンシャルを重視する傾向があるようです。
企業、そして国は、この若手の力を必要としています。
若手だけでなく、女性の労働力や年配者が長く働くことも期待しています。
これが、最近よく聞く機会のあるダイバーシティですね。若手というだけで、ミドル層にはない価値があります!

ダイバーシティには企業も前向きに捉えている傾向が顕著に出ており、マイナビの調査では半数以上の企業が第二新卒を積極採用しています。


要因としては、昨今新卒採用が激化しており、思ったより採用人数が見込めない状況が続き第二新卒人気が高いようです。
転職が当たり前の世の中で、第二新卒への期待感は高まってきていますね。
2. バイタリティをアピール
第二新卒に企業が求めるものがありますのでご紹介します。
ミドルの転職は、即戦力性や経験ということは避けて通れませんが、第二新卒の場合はそれだけではありません。
経験が足りなくても、カバーできる可能性が大いにあります。それは、“条件付き”とでもいえるかもしれません。
その2つの条件が、こちらです。
- 熱意・ポテンシャルを感じる
- 入社意欲が高く、好感を持てる
実際に企業が求めているランキングでも以下のような結果が出ています。

わたしもこの2つはアピールしようと思いますが、熱量高く語り、バイタリティ溢れる受け答えをしていれば、第二新卒に対する印象は上がることは間違いないです。
面接での受け答え時は、このことを意識しましょう!
3. 転職理由はポジティブに変換!
冒頭で触れましたが、企業は第二新卒の定着性を課題視している可能性も残しています。
バイタリティのある受け答えにもう1つ付け加えて欲しいのは、”ポジティブな転職理由”です。
実際は、ネガティブな気持ちが少しもない人はあまりいません。しかし、面接ではあえてそれを伝える必要はありません。
下記のように変換して、転職理由に繋げてみて下さい。
「××が嫌だから転職したい」 → 「〇〇がしたいから転職したい!」
後ろ向きな言葉や表現は使わず、”前向き”に。
「これが嫌だ」ではなく、「どんな仕事や働き方がしたいか」を退職理由にすることを意識してください。
おまけに、これを志望動機に接続できれば最高です!
「◯◯がしたいから転職を決意しました。御社ではそれが実現できると感じたから志望しました。」
という感じです。こうすると、一本の軸が通り、第二新卒に対する定着性の懸念は払拭されます!

第二新卒向け転職エージェント

まだまだ第二新卒の年齢では先のキャリアのことなんてあまり考えられないですよね?
わたしもこの仕事をしていなかったら、たぶん考えられなかっただろうなと思います。
でも、本当にこの仕事をしていてよかったなと思うのが、いろんな方の転職をサポートし、一緒にキャリアを考える中でキャリアプランの重要性を知ったからです。
学生の頃は就職することがゴールになっていて、社会人になってすぐではまだその感覚も抜けていないと思います。
でも実は就職してからが社会人生活のスタートになるので、しっかりキャリアプランを考えることが重要になってきます。
でも「一人でなんか考えられない」そんな時にサポートしてくれる転職エージェントを使わない手はありません。

マイナビジョブ20’sは20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントです。
人材サービスを幅広く取り扱う中でも20代に特化したサービスになっています。
特化しているだけ合って、キャリアサポートはしっかりしており、非公開求人も80%以上と大手企業の求人の多さも圧巻です。
先日わたしも登録しましたが簡単ですぐに終わったので登録だけするのも良いと思います。
まとめ
- 面接官は第二新卒に対して偏見を持つ可能性を理解しましょう
- 更にバイタリティで魅力を加速化させましょう
- 転職理由をポジティブに変換し、全力アピールしましょう
- キャリア相談に乗ってくれるエージェントを活用しましょう
いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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