[営業 31歳]
- 現役キャリアアドバイザー7年、年間1,000人以上のキャリア支援
- 転職活動中で転職サイト・エージェントを調査、発信しています
面接の時には必ずといって聞かれる転職理由。
でも転職理由って本音を言うとイメージ悪いのでは?と考えてしまいますよね。
わたしの経験上、見繕った転職理由では矛盾が生じたり、熱意がこもらなくなってしまい、結果的にうまくいかないケースを見てきました。
転職理由は本音で伝え、志望動機や転職の軸としてしっかり準備するようにしましょう。
では、その背景と対策についてご紹介します。
こんな方の悩みを解決したいです
- 今の仕事にうんざりしている
- 転職理由がネガティブな理由で悩んでいる
- 転職理由の本音を言うべきか迷っている
この記事の内容
- みんなの転職理由の本音を見てみる
- 転職理由の本音は正直に伝えるべき
- ポジティブに変換する回答例があります
活動をご検討されている方や始めたばかりの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
転職理由についてはこちらもぜひ

転職理由の本音
現在の職場に何かの不満があるという方は多いのではないでしょうか?
理由は様々だとは思いますがどんな理由があるのでしょうか?
転職を決断する理由は人によって違いますが、中でも多い理由に労働時間が長いことがあげられます。
来る日も来る日も残業ばかりでは、ストレスが溜まりますし、身体への負荷も大きいですよね。
トレンドワードである、“ワークライフバランス”が崩れている状態になります。
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)
引用:リクナビNEXT https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/4982/
いつもいつも残業が続くと働く意欲もなくなりますし、体がいうことをきかなくなることも。
特に最近はリモートワークが一般的にもなってきており、長時間労働と体(心)にかかる負荷は比例して大きくなる傾向にあります。
リクルートキャリアによるアンケートでは、テレワークで以前にはなかった仕事上のストレスを感じているとした人は約60%だったとのことです。
また、年齢が高くなるほど、この数値が高くなる傾向にあるという傾向もあります。
この労働環境については、企業のカルチャーなどにもよるところがあり、コントロールできない部分であると言うところは理解すべきところです。
面接で本音は言っていいもの?

労働環境における不満が多く、中には体調を崩してしまって転職を余儀なくされる人もいるようです。
このような理由を転職理由に転職を考える人が多くいると言う現実の中、実際の面接ではどうすれば良いのでしょうか?
実際の面接では必ず本音で転職の背景や理由を素直にお話しするようにしてください。
大きく理由は2つです。
- 嘘の理由を話しても面接官に気づかれる
- 例え入社できてもギャップや不満につながる
1つずつ理由をお伝えしますね。
嘘の理由を話しても面接官に気づかれる
面接を行っている面接官は何人もの候補者と面接をしています。
そのため、本人はうまく話しているつもりでもふとした仕草や話すスピードなどに違和感を覚え不信感につながっていきます。
面接では自分をよく見せたい、採用されたいなどの真理から着飾った言葉を発しがちです。
実際わたしが支援していたかたで、面接本番で実際とは違う転職理由を話してしまったばかりに不採用、おまけに推薦したわたしの評価まで落としてしまいました。
このように嘘をつくと言う行為は信頼を落としかねる行為なのです。
例え入社できてもギャップや不満につながる
面接は企業側と候補者のギャップを埋める場でもあります。
そのため、今の職場では努力しても解決できない、例えば労働環境などについてお話しし、そのリアクションを確認した方が良いです。
偽った話で例え入社したとしても、その確認を怠ったため入社してからのギャップに繋がり、やがて同じ理由で退職するなんてこともあり得ます。
だからと言って、愚痴のようにならないようにお話しする必要もあります。
転職理由を本音で伝えるにはポジティブに変換
今までご紹介してきた内容にはネガティブな要素ばかりで少し暗い気持ちになってしまいますよね。
ここからは実際に面接で本当のことを言いながら悪い印象を持たれないような言い方の例をご紹介しますね。
ポイントとしては、企業側に「同じ理由で辞めない」「困難を乗り越えられる力がある」「活躍してくれそう」と言った印象を持ってもらえるように話すことです。
本音
ポジティブに変換
加えて、「異動を希望した」や「現在の環境を変えようと努力した」が叶わなかったとお伝えください。
現状の環境を変えようとするためにどうしたのか?を具体的に伝えることで、困難の乗り越え方やマインドを伝えることができます。
本音
ポジティブに変換
人間関係をチームと置き換えて答えた方が良いです。チームでの達成の成果より個人の達成成果を重視されており、次の会社ではチームワークよく取り組む社風の御社を志望しました。
などとお伝えすると印象よくうつります。
ここでご紹介したのは一例となりますので、実際の環境に合わせたポジティブワードを考えることが面接対策となります。
ネガティブなことの後にはどういうアクションをしたか?がセットになると説得力が増しますので必ず入れるようにしてくださいね。


まとめ
- 転職理由で残業時間+給与水準に不満を持っている人は非常に多い
- 転職理由の本音は真実を伝えた方が良い
- 真実でもネガティブはポジティブに変換する
いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
転職軸の設定もお忘れなく

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