[金融 専門職 27歳]
- 現役キャリアアドバイザー7年、年間1,000人以上のキャリア支援
- 転職活動中で転職サイト・エージェントを調査、発信しています
今回の安倍さんのようなご相談はよくいただきます。
今や増え続けている転職エージェント会社ですが、実は会社ごとに特徴があります。
登録だけしようと思ってもどの会社が自分に合うのかわからないですよね?
時間を無駄にしない為にも、各社の特徴を知った上で登録し面談に臨むようにしましょう。
転職エージェントと初面談した時のギャップをなくすため、今回は転職エージェント毎の特徴について解説していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
こんな方の悩みを解決
- 転職エージェントに登録だけしようと思っている
- どのエージェント会社に登録すれば良いかわからない
- 転職は効率的に活動したいと思っている
この記事の内容
- 転職エージェント会社にはタイプが存在する。
- タイプによって求人紹介数や強みも異なるので使い分けが重要。
- 特徴やメリットを把握し自分に合った選び方がわかる。
転職エージェントに登録する前に

転職活動をする際に頼りになるのが転職エージェントです。
転職の相談にも乗ってくれ活動をサポートしてくれる頼もしい存在です。
しかし、不明点もあります。
エージェント会社と複数回の面談をしたことが方は感じてると思いますが、進め方やアドバイスには差があります。なぜでしょうか?
それは、転職エージェントがいくつかのタイプに別れているためです。

“え、そうなの!?” と思う方もいらっしゃるかと思いますが実はそうなのです。
エージェント会社のタイプごとに特徴や進め方の傾向が異なるというというのが事実です。
まずは、どのようなタイプがあるのかをご紹介しますね。
- 総合型エージェント
- 専門特化型エージェント
- サーチ型エージェント
大きく分けるとこの3つに分類されます。どれが良い悪いではありません。
ご自身に合っているかどうか?が大切なポイントですので、特徴を理解した上で使うかどうかを判断しましょう。
転職エージェントタイプ別の特徴

転職エージェントは、3つのタイプが存在することをお伝えしました。
転職エージェント会社によっては、メールが多く届いたりと情報がありふれて混乱する場合もありますので最小限の登録としたいところ。
ここでは、それぞれの傾向やメリット/デメリットをご紹介しますね。
1. 総合型エージェント

幅広い業界や業種をカバーした転職エージェントです。例えば、
- 業界大手の企業がここに該当するケースが多い
- 専門性を訴求するために部門で領域を区別している。
- 紹介求人は大手や有名企業、有力スタートアップ企業と幅広い。
- 求人数が圧倒的に多い。
- マッチングシステムで求職者の情報を入力すると自動的に求人が案内。
特徴
専門知識よりもデータベースの大きさで勝負するため、比較的に経験が浅いキャリアアドバイザーが多いです。
マッチングはシステム主導のため、短時間で多数の求人を割り出すことができます。
また、キャリアアドバイザーと企業側の担当営業は別であることが多く、求職者を企業へ直接売り込みにいくことまではできない体制の場合が多いです。
メリット
平均年齢が若く、担当者のクオリティはそれぞれです。
圧倒的なデータベースの強さが最大の売りなので、たくさん求人を紹介して欲しいひとには向いています。
デメリット
業界の専門的な知識を求めるのであれば、総合型エージェントは満足しない可能性もあります。
求人紹介数
20〜30件
2. 専門特化型エージェント

専門分野の業種や職種に特化した転職エージェントです。例えば、ナースの転職ならジョブデポ看護師やITエンジニア専門の転職エージェント【TechClipsエージェント】のような専門に特価したエージェントがそれにあたります。
- 「ITエンジニア」「自動車業界」「第二新卒」のように特定分野に特化。
- エージェント側でも求人情報を深く蓄積している。
- 書類選考の通過率は、総合エージェントより高めの場合も。
- 求職者のスペックによって求人を出し分ける事が多く、1度に紹介される求人は少な目。
特徴
業界の専門知識は強く、大体のキャリアアドバイザーが求職者毎にマッチングしたい求人がイメージできている事が多いです。
ただし、求職者・求人、両面のスペックを意識した上でマッチングをするため、あまり紹介数は多くなくある程度絞って求人を紹介していきます。
メリット
企業との関係性が強い場合も多く、求職者を企業に直接アピールしてます。
そのため、書類選考通過率は高い場合が多く効率的に活動を進められます。
デメリット
初回に求人を紹介された後、二回目の求人紹介がないこともあり短期決戦となることが多いです。
求人紹介数
5件程度
3. サーチ型エージェント

企業から受けた求人に対して最適な人材を探し、紹介する転職エージェントです。例えば、ハイクラスの転職サービス【キャリアカーバー】などがそうです。
- 自社の持つネットワークをはじめ、あらゆる方法を駆使し、転職を希望していない人も含めて人材を探す。
- ヘッドハンティングやエグゼクティブサーチと呼ばれることも。
- エグゼクティブと呼ばれる経営陣クラスや管理職、専門分野に特化したスペシャリストの求人が多い。
- 秘密性の高い求人案件が多いため、ほとんどの案件が非公開。
特徴
ベテラン組織であることが多く、上記2社より更にプロフェッショナル性が高いといえます。
落ち着いた雰囲気のアドバイザーが多く、ほぼ100%と言えるくらいキャリアアドバイザーと企業側の営業を両面で対応しています。
メリット
自分の能力を最大限に活かせる企業に転職ができる可能性が高いです。
また、外に出ていない秘密案件も保持しており、そのエージェント会社だからこそ受けれる紹介が多数あります。
デメリット
マッチング難易度の高い求人が多く、対象者が一部の人に限られることです。
求人紹介数
都度(1ずつ)
大きく分類すると上記に分かれます。
転職エージェントを利用する際には、それぞれの違いを理解しておくと、面食らう事はないでしょう。
求職者が選択しなければいけない

このようにタイプが分かれている為、当然エージェント毎にメインターゲットは異なります。
しかし、サイトに登録していると、あきらかに「ターゲットからはずれている求人」のメッセージが来ることも。
これがエージェント会社の嫌がられるポイントですね!
事細かく、レジュメに目を通してメッセージを送っているのではなく、ざっくりとした条件でサーチしているため、このようなことが起こります。
このような連絡はエージェント会社からメッセージ送ってきたのに書類選考に落ちる。
その後、キャリアアドバイザーから追加の求人紹介はない。。ということもあります。
背景は先ほどお伝えした通りです。
従って、一喜一憂してもあまり意味がないので、“タイプが合わなかった” 程度に思っておきましょう。
そして、自分に合ったエージェントを見つけ、そこを中心として活動していきましょう!
必ず、自分にフィットしたエージェントはあります。
登録だけするならまずは総合型
登録だけしておいて情報収集したい、フィットするか試してみたいといった時にはまず総合型エージェントに登録することをおすすめします。
特徴は先ほどお伝えした通りですが、大手企業の強みである情報量と求人数が圧倒的なので数社登録するとしても総合型はまず外せません。
例えばリクルートエージェントの登録は3ステップで完了、カンタンですので下のボタンから登録してくださいね。


まとめ
- 転職エージェントにはタイプが存在する。
①総合型 ②専門特化型 ③サーチ型 - タイプによって求人紹介数や強みも異なるので使い分けが重要。
- 特徴やメリットを把握し自分に合ったエージェントを選ぶことが大切。
いかがでしたでしょうか?
転職エージェントにタイプがわかったら選び方を確認しよう

最後までお読みいただきありがとうございました。