就活や転職で『面接あるけどぶっつけでもいっかー』と面接を受けたことは一度はあるはず。
その結果はどうだったでしょうか?
『全然ぶっつけでも採用されたよ』
『やっぱりぶっつけだとダメだった』
実際は両方の意見に分かれると思います。
twitterを見てみると、
面接とか久々だな〜
なーんも考えてないからぶっつけでいいかなw— なかじ (@nasu_haru) April 26, 2021
明日は面接……明日は面接……明日は面接……明日は面接……
恐怖!!
ぶっつけ本番!!!
— 竜田川高架線🦊カクヨム (@koukasenKAKU) April 27, 2021
珍しく、面接の質問の回答を考えた時ほどその質問が来ないのよくあるよね…
だからさ!!対策しすぎてもよくないんだよ!?!?(対策しすぎたことはない、ほぼいつもぶっつけ本番)
— お茶22卒 (@Pompom2O22) April 26, 2021
いろんな意見が出てますね。
わたしは仕事では、『面接ぶっつけはNGですよ』とお話させていただいてますが、実はわたしもぶっつけの方が得意だったりします。
そのぶっつけの面接でもうまくいく理由と最悪ぶっつけになっても、ここだけはおさえておくべきポイントについてご紹介します。
転職の面接だけではなく、就活に置き換えて読んでいただければ就活でも活用できますので最後まで読んでみてくださいね。
こんな方の悩みを解決したいです
- 面接はぶっつけ本番でも大丈夫か不安
- ぶっつけ本番での面接で気をつけるところが知りたい
この記事でわかること
- ぶっつけで成功している理由
- ぶっつけでも事前準備ができていればOK
- 最悪前日でも気をつけるポイントがわかる
ぶっつけ本番で面接は大丈夫?

ぶっつけ本番で面接とは?どういう状態かというと下記のようになります。
「事前に準備や練習をすることなくぶっつけ本番で面接臨むこと」
要は就活や転職で、事前に企業の情報を調べない、提出書類を見返さない、面接の練習をしないという状態ですね。
面接を受ける選択をしたということは、少なくとも企業の情報や書類も提出しているはず。
なので、ほとんどの場合のぶっつけという状態は、面接当日までに面接の練習をしない、面接の準備をしないというのがほとんどです。
インターネットで調べれば調べるほどぶっつけはNGと書かれているので、面接をどうしようか悩んでいる方にここから必勝法をご紹介します。
ぶっつけ本番でもうまくいく理由

結論からお話すると、練習しない方が肩の力が抜けて面接官との会話に集中できるからです。
面接はぶっつけ本番はNGと言われて、
『じゃあ繰り返し面接の練習すれば良いのかよー?』って思いませんでしたか?
ここでいう面接の事前対策には2つの意味があります。
- 面接の練習(誰かと実際に模擬面接)
- 転職・就活の事前準備
①については、どちらかというと面接のマナー含めた一連の面接を練習するという意味になります。
どういうことかというと、
- 挨拶の仕方
- 室内への入り方
- 椅子の座り方
- 喋り方
- 想定質問と回答
このようなことについての練習という意味になります。
転職の場合、マナーについてはおおよそ社会人として働いていれば基本的に身につけているので、わたしは練習は特に必要ないと思っています。
就活の場合でも面接を何度か経験した、過去に練習したことがある場合は、無くても良いと思います。
練習すればするほど、緊張状態のなか正確に答えを言わなければいけないという心理状態になってしまいがちです。
『言葉が詰まってしまう』
『セリフのように感情がこもらなくなる』
といった逆効果に働く場合が多いです。
もちろん練習したほうがうまくできる方もいますが面接に慣れているかどうかという点も影響してきます。
実は②の事前準備をしっかりやることがうまくいく理由なのです。
面接をぶっつけで乗り切るには?

さっき事前の準備が必要と言いましたが、最低限おさえておくことを書いていきますね。
ぶっつけ本番でも最低限必要な事前準備
このブログでは、事前準備が重要と何回か出てきていますが、
転職軸×スキルの棚卸し×レジュメ作成
が、事前準備です。



事前準備で、転職理由や自分のアピールポイントがしっかりわかっている。
に加えて、面接を受ける企業の企業情報をある程度調べることや志望理由が自分の軸とズレがなければOKです。
- なんでその企業に入りたいのか?
- その企業に入ったら自分は何が貢献できるか?
- 今の会社では実現できない理由は何か?
- 今はできないけど将来つけたいスキルはこれ
この4点程度がブレなく定まっていれば、あとはコミュニケーションなので経歴の紹介や今の会社での業務の紹介はできるはず。
でも、これは最低限のポイントなのでこれ以上の準備をすることがベストであることは間違いないです。
おすすめは家族に転職を伝える時や、今の状況を話す時にこのポイントを意識して会話してみることです。
もし近くに家族がいない場合は、心の中で上記の質問に答える想像だけでもしてみてください。
面接の流れをおさえておく
転職が初めての方向けになりますが大まかな流れをご紹介しておきます。
大企業かベンチャー企業かで少し変わる部分もありますが大体がこの流れで面接が進行していきます。
- アイスブレイク
- 自己紹介、経歴紹介
- 企業側の紹介
- 企業からの質問
- 企業への質問
面接は第一印象が重要です。
最初の挨拶と自己紹介がうまくいくかでその面接の方向性も決まります。そのため最初の5分を意識して面接に臨むようにしましょう。
面接官のチェックポイントをおさえておく
面接官は見るポイントが決まっています。
見るポイントをおさえておくことで減点されるポイントが少なくなりますので満点が取れるように事前におさえておきましょう。
- 面接官の目を真っ直ぐ見て話しているか?
- 複数人の場合は目線を複数人に合わせているか?
- 話が一貫して矛盾がないか?
- 返答がスムーズに行えているか?
- 言葉遣いは適切か?
- 表情や声の大きさからやる気は感じるか?
目を見て話すや答えが簡潔で質問と答えがあっているのかなど基本的な会話部分になるのでここはできるようにしておきましょう。
何の仕事でも仕事を円滑に進める上で重要になるコミュニケーションを見られます。営業であれ、エンジニアであれ全てはコミュニケーションの上で成り立っています。
YESかNOかで答える質問に対して自分の考えを話し出すのようなことがないように。
質問の内容をちゃんと最後まで聞いてまずは結論から話すことを心がけましょう。
想定質問を事前におさえておく
面接は毎回出てくる定番の質問があります。
- 自己紹介をお願いします。
- 今までの仕事内容を教えてください。
- 前職を退職される理由は何ですか?
- 当社を志望した理由は何ですか?
定番以外の質問については、現在の業務の質問や、企業側の求める人物像に対して聞かれることが多いです。
イレギュラーな質問が来て多少つまっても問題ありません。少し時間くださいと伝えたり、質問の意図や前提を確認する質問をするようにしてみてくださいね。

ぶっつけでよくある失敗例をおさえておく
ぶっつけ本番で面接を受けるわけですから、もしかすると第二希望以降の会社かもしれません。
そのため、本音が思わず出てしまったり、求めているような返答ができなかったりするようです。
そんな失敗例を見てみましょう。
- 会話になっていない
- 失言をしてしまう
- アピールが不十分
そこから対応できる最低限の準備はこれです。
会話になっていない
先ほども簡単にご紹介しましたが、YESかNOかで聞かれている質問に対して、「私はこう思います」と言った返答は質問に対する答えが間違えています。
また、志望理由を聞かれていても以下のような答えをする方もいます。
一見理由のように見えますが、当たり障りがない返答になってしまっています。
「〜〜だから志望しました」を簡潔に「それは〜〜ということからです」という風に答えるようにし、理由の中からもなぜその企業かということがわかる要素を入れるようにしましょう。
失言をしてしまう
ぶっつけのような心に余裕のない状況では、質問に対して正直に答えてしまいがちです。
など本音が出てしまうことも。
聞いたことがあるのが、御社といえば良いところを企業名で答えてしまい、その企業名が第一志望の企業でした・・・。
と言う風に一つの失言が全てを台無しにしてしまうのである程度のポイントはおさえておきましょう。
アピールが不十分
最終的に自分を選んでもらうということはライバルはたくさんいる中から選んでもらう必要があります。
そこで重要になるのがアピールです。
ぶっつけ本番で面接を受けるとどうしてもアピールが不十分になり、当たり障りのない面接で終わってしまいます。
「自己紹介をしてください」や「アピールしてください」といった面接官からの言葉がない場合は質問に対する返答の中にアピールの要素を入れる必要があります。
そのため、一問一問アピールの要素を入れるくらいの気持ちで臨んでみてくださいね。
面接の前日これだけはやっておいて

面接を受けるということは、受かったほうが嬉しいですよね?
ぶっつけ本番で臨むにしろ、最小限の最低限をあげますのでこれだけはやってみてください。
持ち物のチェックはしっかりする
面接当日に忘れ物をしてしまうと気持ちも動揺してしまいます。
結果的に必要なかったという場合がほとんどですが、気持ちを整える意味でも持ち物に不足がないかは確認しておきましょう。
面接の持ち物 |
履歴書・職務経歴書など応募書類 |
求人情報(募集要項)、企業の情報 |
筆記用具(ペンやスケジュール帳) |
スマートフォン、携帯電話 |
応募先(採用担当部署)の電話番号、担当者名のメモ |
面接で意識して臨むポイント
面接で最低限意識するところは以下になります。
基本的なことではありますが、以外にテンパってしまう方が多いので念のためですw
- 笑顔で
- ゆっくりと落ち着いて大きな声で話す
- 絶対に言いたいワードは書き出す
- 話す順番は結論→理由→結論
- 気持ちが重要
志望理由にしろ何にしろ、アピールしたいワードが必ずあるはずです。
そのワードだけは必ず覚えるようにして、感情をこめて言うぞという気持ちを繰り返し思ってください。
- 仕事で得た実績を発揮したスキルや根拠を元に話す
- 応募先の企業で生かせるスキルを話す
- キャリアで目指すことやプランについて話す
また、ぶっつけだとどうしても自信がないようにみられがちです。毎日何人も面接する面接官には見抜かれてしまいます。
そのため、必ず気持ちだけでも自信を持って話すようにしてみてください。
あとは、人と話す基本、目を見て、ハキハキと結論から話す。
これだけは絶対に達成するぞという気持ちで前日を迎えてくださいね。
まだ時間がある方はプロに相談しましょう
面接の練習をする時間は取れなくても電話で相談する事は可能です。
気になる点は前日までに確認するようにしましょう。
大手エージェントの強みである情報量と求人数が圧倒的なので数社登録するとしても総合型はまず外せません。
例えばリクルートエージェントの登録は3ステップで完了、カンタンですので下のボタンから登録してみてくださいね。


まとめ
- 面接の練習は特段やらなくてもOK(やるにこしたことはないです)
- 自分の考えがまとまっていればぶっつけOK
- そのために転職事前準備はしっかりと
わたしも今から準備をはじめますが、じっくり1ヶ月くらいかけてやろうと思います。
