[メーカー 営業 28歳]
現役キャリアアドバイザー7年、年間1,000人以上のキャリア支援
自身も転職活動中で転職サイト・エージェントを調査、発信しています
今回の浅野さんのようなご相談はよくいただきます。コロナウイルスによる打撃は日常生活を送っていくうえでも痛感するものがあり、このような中で果たして転職活動をするべきかどうか迷いますよね。
しかし、どんな不景気な時代にも環境を変えることが最適な人はいます。
「転職しない方がいい!」「いや、するべきだ!」と他人が一言では決めれません。
今回は、「どんな人が、どのタイミングで転職をするべきか?」という考え方をお伝えします。見終わった頃には、「どうするべきか?」をご自身で判断できる参考になることを望んでおります!
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転職活動をすべきか否かを考える!

転職すべき人とは?
1. 現在のステータスから考える
現在失業中・仕事を探しているという方は、転職活動を進めていくべきです。
転職市場全体における求人数は少しずつ増えてきていますが、その上昇率以上に転職希望者数の増加の方が顕著です。つまりは、求人倍率が高くなっている状態です。これは、マーケットのバランスが崩れ、よりライバルが多い中での転職活動を強いられることと言えます。
経済が停滞すると、今までもこのような傾向になってきており、先延ばしにするほど、転職の難易度は上がっていってしまう可能性は高いといえます。
場合によっては、条件を緩和したり、妥協せざるを得なかったりすることもあるかもしれませんが、直ぐに仕事を見つける必然性がある方は、就業先を決めることを最優先に考えてください。
2. 現在の気持ちから考える
こちらは、今すぐに動くというよりは、“いつでも動ける準備をしておく!” というニュアンスになります。対人ストレスなどを抱えている職場の労働環境が負担となっており、今の職場で働くのに大きく苦痛を感じる、という方は転職活動の準備を進めておきましょう。
“ 仕事=人生において多大なる時間を費やすもの ”
というのは全員に共通していえることであり、それがどういうものかで人生の豊かさは変わってきます。そして重要な考え方は、下記になります。
これを自問自答して回答をクリアにして下さい。
自分でコントロールできないものや、限りなく不可能に近いものが課題となっている場合は、その職場に適応していくのは難しいといえます。
先程述べた通り、先延ばしにしてしまうほど、転職の難易度は高くなってしまいます。景気回復の目途が立たない限り、今の職場であと数年は働かなければいけなくなる可能性が考えられます。
「いずれ会社を辞めようと思っている」という方は、早めに行動することをお勧めします。ただし、現状の転職はリスクが高いため、必ず転職活動は在職中に並行して実施するようにした方が良いです!企業からの見え方もそちらの方が良いので、グッと堪えて進めていきましょう!
こういう人は、様子見が最善!
1. 現在のステータスから考える
現在在職中で、問題なく仕事を行えているという方は、一旦様子見るべきだと思います。
今後は採用活動を縮小する企業が増え、求人数が減少していくことが予想されます。
また、求人数は増えても倍率は高くなり、求職者の市場価値は従来より低くなる可能性が高いです。特に大手企業ほど採用に慎重になるでしょう。特別な事情がないのであれば、焦らず転職市場の動きを見極めていくことが大切です。
企業も不確かな環境下において、採用活動がうまくいっていないことがわかります。良い意味で慎重になり、タイミングを見計らって、転職活動の再開時期を見極めましょう!
活動ステップはコチラにまとめてます

2. 現在の気持ちから考える
今の不確かな状況下で転職活動をするのは、求職者にとっては不利な状況だということはお伝えしてきました。更に具体的にいうと、ポテンシャル採用の枠が縮小されていってると言い換えれます。そうなると、スキルが不足している・経験が浅い人にとっての転職は、難易度の高いものになります。
選考で強くアピールできるスキルや能力がない十分な経歴を重ねていないという方は、まず今の職場で実績を上げる、または自己学習をしてPRできるものを作り上げることを最優先に考えましょう!
特にエンジニアや技術者は、目に見えるもの(何かを作った、どのコードを書けるなど)、
営業系は、達成数字などの定量情報でPRすることを意識されるといいでしょう。
まとめ
- この御時世で即動くべきか否かは下記の2つで俯瞰して判断すべき!
- 焦って転職活動はNG!準備万全にしておき様子を見ながら進めるが吉!
いかがでしたでしょうか?
コロナの転職活動シリーズは、まだまだ続きます!次回は、業界別に健康or不健康かを見ていきます!
それでは、今回はこれくらいにします。
ではでは~。