[ITエンジニア 29歳]
- 現役キャリアアドバイザー7年、年間1,000人以上のキャリア支援
- 転職活動中で転職サイト・エージェントを調査、発信しています
転職を効率的に進めるには転職エージェントと二人三脚で勧める必要があります。
自分にあったエージェントとうまく付き合って行けるのか不安な方も多いのではないでしょうか?
今回は転職エージェントとうまく付き合うにはどういった行動を取れば良いのかについてご紹介しますね。
こんな方の悩みを解決したいです
- 転職エージェントを使うのが初めてでよくわからない
- 転職エージェントとうまく付き合い方がわからない
この記事の内容
- 転職エージェントとの付き合い方のコツがわかる
- 転職エージェントとの対応で気をつけることがわかる
転職エージェントとの付き合い方のコツ

- エージェントに登録後定期的に連絡する
- 良いところがあったら受けると伝える
- 正直に話をする
- 仲間だと思って接する
上記のように非常に基本的なことなんです。
でもこの基本的なことが守れないと、エージェントの中で優先順位が下がってしまいます。
一つずつ詳しくご紹介します。
エージェント登録後定期的に連絡する
以下の記事でエージェントは複数登録しましょうとご紹介しました。

2〜3社のエージェントに登録して同時に進めることになりますが、エージェントから連絡がこない場合もあります。
エージェントは企業からの求人に対して、推薦者を推薦するわけですがデータベースで求人にマッチしそうな人をアクティブな方から選んで優先順位が低いというわけです。
そのため、書類の提出ができていない、管理画面にログインしていない、連絡がないとなると優先順位はどんどん下がっていきます。
エージェントの案件の中で進んでいるものがあるとしても、他のエージェントにはこまめに連絡するようにしてくださいね。
良いところがあったら受けると伝える
先ほどご紹介したように転職活動を積極的に取り組んでいるかがポイントでした。
そのため、とりあえず登録したようなエージェントでも連絡した時に、
『良いところがあったらご紹介ください』とお伝えください。
紹介を受けた時点で断ることもできます。しかしながら紹介がないことには受けることもできなくなってしまいます。
したがって、転職活動を行っていますよという意思表示は非常にポイントとなります。
正直に話をする
複数のエージェントに登録するのは当然のことですので、『他のエージェントも使用しています』というのを正直に伝えましょう。
せっかくフィットする求人を紹介しようと連絡しても音信不通。ショックです。。
よくある話なのですが、転職活動をやめてしまったか、内定がでたかのどちらかですね。
内定が出ても良いので最初に他でどの会社を受けているかなど含めて正直に話すようにしましょう。
また、経歴やスキルなどの登録情報に嘘がないようにもしましょう。
仲間だと思って接する
転職エージェントは敵ではありません。
当然かもしれませんが、負い目があったり、書類提出を迫られたりすると心理的には敵対心が出てくる可能性もあります。
エージェントは全くそんなつもりはないのです。
結局青梅があるというのは自分に原因があってのことなので、次にご紹介するようなことを守って一番の味方だくらい思って対応しましょう。
転職エージェントとの対応で気をつけること

転職エージェントも人でありビジネスとして人としてあなたと付き合っています。
では、どうすればお互いに気持ちよく転職活動が送れるのでしょうか?
結論からお話すると以下の通りです。
- 早い対応を心がける
- 謙虚に、約束事は守る
転職エージェントは何人もの転職者を同時に対応しているんです。その中でも一目おかれる存在になるのは転職を進めるにおいてもとても大切なことです。
具体的にどのような行動を取れば良いのかご紹介します。
早い対応を心がける
転職エージェントは同時に複数の人の対応をしているため、実はすごく忙しいです。
営業の仕事をされている方はお分かりになるかもしれませんが、営業の数字を毎月作るにはどうしているでしょうか?
おそらく、案件確度が高く、直近で必要な方に商品を提案するはずです。
それと同じで転職エージェントも数あるデータベースの一覧からアクティブな方から対応していくようになります。
そのため、書類の提出やメールの返信などについて早く返ってくると先に企業の紹介を行うようになっちゃうんです。
『正式な返信は○日までに連絡します。』
『今日中にお返事いたします。』
など、まずはスピード感を持って転職に対して積極的に動いている姿勢を見せることで転職エージェントからも好感を持たれます。
なのでお互いにスピード感もった対応をするようにしましょうね。
約束を守る
エージェントの信頼を失ってしまう行為をご紹介します。
それは、“約束を守らない”ということです。
職務経歴書が上手く書けないや言葉遣いなどは全く気にしていません。こういった行為を修正するのも私たちの仕事なんです。
でも、約束を破られてしまっては、どうすることもできないんです。
- 職務経歴書を●●までに提出する
- 応募企業を▲▲までに決めておく
- 明日は、面接頑張りましょう!
実は中には面接に行っていない事を報告しない方もいたりします。
すごいですね。
めったにないことですが、わたしも何回か聞いたことあるんですよ。
正直面接に行っていないっていうのは論外ですが、細かい納期の遅延などはエージェントとしてもつらい行為で気持ち的にも優先度は下がってしまいます。
エージェントと転職者がお互いに約束を守る関係が一番と思っていますのできちんと約束は守りましょうね。
転職エージェントの仕事も想像してみよう
以下はエージェント会社に登録してから、内定を獲得するまでに発生するフローです。

この中の、②〜⑨を求職者とエージェントは一緒に乗り越えていきます。
これを同時並行で40〜60人くらい対応していき、月に4,5人の内定承諾を頂くイメージです。
対応人数は結構多いと思った方はいるんじゃないですか。
また、多くの場合”月の意思決定人数”の目標数字が課せられている場合が多いです。
つまり、求職者の相談に乗りながら、営業として数字も追いかけなければいけないのです。
この仕事背景を理解いただくだけでも、先ほどの早く対応する、約束を守るというのがお分かりいただけたのではないでしょうか?
まとめ
- 転職エージェントとの付き合うには4つのコツがある
- 対応で気をつけることは早さ、謙虚さ、約束を守る
エージェントが味方についてくれるのとそうでないのでは結果に影響が出るものです。
思い当たる節がある人は見直してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。